最近、主婦の方でも深夜バイトに興味を持っている人が多くいます。
収入を得たい理由は人それぞれですが、家計を支えたいと思っている方、お金を稼いで趣味に使いたい方。
そして旅行の資金を貯めたいと考えている方までおり、このように深夜のアルバイトを選ぶ理由はさまざまです。
昼間は子育てやその他の理由で働くことが難しい主婦も少なくありません。
そうした場合、夫が家に帰る時間に合わせて働ける深夜バイトは大変魅力的です。
しかし、主婦が深夜バイトを見つけられるかどうかは気になるところです。
深夜の時間帯は女性は採用しておらず、求人がないのではないかと心配する方もいますが、実際にはどうなのでしょうか。
今回は、深夜の時間帯にも主婦が応募できるバイトの求人がどれくらいあるのか調査してみました。
深夜バイトは主婦向けの求人もあるのか？
結論を先に述べると、主婦が深夜のバイトを見つける場合、意外とすんなり見つかる可能性が高いです。
理由としては、東京都の深夜バイトの求人情報を「タウンワーク」で「主婦歓迎+深夜の仕事」として検索すると、2024/04月現在、約4280件の求人が見つかります。
詳細：様々な条件のアルバイト・バイト求人情報｜【タウンワーク】でバイトやパートのお仕事探し (townwork.net)
但し、実際は主夫を積極的に採用している可能性もあり、求人の総数は少なくなる可能性もあります。
しかし、最近はあまりそのような事も少なく、深夜でも女性が活躍できる場が多くなっているのも現状です。
人手不足となっている現在、職種の選択肢も多岐にわたり、自分の興味やスキルに合った深夜のパートやバイトを見つけることが可能です。
ただし、地方の場合は都市部に比べて求人件数が少なくなる傾向にあります。
しかし、これは深夜バイトに限らず、日中のアルバイトにも言えることなので、過度に心配する必要はありません。
深夜シフトは男性が有利？
「このバイトに興味がある！」と感じる職種もあるかもしれませんが、女性にとって採用が難しい職種も存在することがあります。
すべての職種で男女差別があるわけではありませんが、特定の職種では男性が優遇されることがあります。
これは、防犯上の理由で深夜のシフトに女性を採用することが避けられるためです。
求人サイトでは「男性のみ」と明記することは禁止されているため、公式には男女共に募集されています。
しかし、例えば警備のように、多くの深夜のポジションが男性に占められている場合があります。
これは、防犯上の理由から男性を優遇している可能性があります。
このように、採用が難しい職種もあるかもしれませんが、それはほんの一部ですので心配する必要はありません。
また、女性が働く場合、会社からの送迎サービスや他の優遇措置があるかもしれません。
夜間の勤務では、防犯を考慮して男女ペアでの勤務を設定するなど、安全が確保された環境での勤務が可能です。
工場のように安全が確保されている場所では、女性も積極的に採用されることが多いです。
ただし、子育て中の主婦の場合、面倒を見てくれる人がいないと採用が難しいかもしれません。
主婦が深夜バイトで成功するためのポイントはいくつかありますが、これを理解することで、採用されやすくなります。
深夜バイトに主婦が採用される為のコツ
主婦が深夜バイトに採用されるためのポイントをご紹介します。ポイントを理解しておくだけで、採用される可能性も高くなりやすいので、意識しましょう。
実際に主婦が働いている場所に応募
主婦が活躍している深夜バイトの例としては、24時間営業のスーパーマーケットの品出しなどがあります。
このような職種を選ぶ際のコツは、まずはその職場に実際に主婦が多く働いているかを確認することです。
実際に働いている人たちがどのようなスケジュールで働いているのか、どのような仕事内容なのかを事前にリサーチすると良いでしょう。
また、主婦が働いている職場は、子育て中の女性や家庭を持つ人に理解があることが多いため、柔軟なシフト対応や急な休みにも対応してくれる可能性が高いです。
採用されるためには、面接時に自分の時間管理能力や、責任感を持って仕事を遂行できることをアピールすることも重要です。
そして、深夜の勤務が家庭生活にどのように影響するかを家族とよく話し合い、支援体制が整っていることを伝えると良いでしょう。
主婦歓迎のバイトを見つける
深夜バイトを探す際には、まずは求人情報で「主婦歓迎」というフレーズを見つけることから始めましょう。
このフレーズがあるバイト先では、主婦が働くことを理解し、支援する体制が整っている可能性が高いです。
主婦歓迎のバイトは、通常、主婦のスタッフが多いため、同じような立場の人たちと情報交換をしたり、相談しあったりすることができ、仕事を続けやすい環境が整っています。
応募する前には、できれば実際にそのバイト先を訪れて、働いている人たちの様子や職場の雰囲気を見ることがおすすめです。
また、主婦歓迎のバイト先では、研修制度が充実していることもあります。
新しい仕事を始める際の不安を軽減できるように、仕事の内容や注意点をしっかりと教えてくれるので、仕事をスムーズに始めることができます。
最後に、主婦歓迎のバイトを選ぶことで、同じような境遇の友人ができるかもしれません。
これは、仕事だけでなく私生活においても大きな支えとなり得るため、深夜バイトを探している主婦の方々にとって、非常に心強いメリットです。
複数のバイトに応募した方が良い
深夜バイトに採用されるためには、まずは多くのバイト先に応募してみることが大切です。
複数の場所に応募することで、それぞれの職場の条件や雰囲気を比較することができます。
さらに、複数のバイトに応募することは、万が一不採用となった場合にも、他のバイトを滑り止めのような位置づけにすることで、不採用のリスクを減らすことができます。
一つのバイト先に固執せず、幅広く選択肢を持つことで、最終的に自分にとって最適な職場を見つけることが可能になります。
また、応募する際には、そのバイト先が主婦に対して理解があるかどうかを確認することも重要です。
例えば、子供が病気になった時に休みやすい環境か、またはシフトの融通が利くかなど、家庭と仕事のバランスを保ちやすい条件を事前にリサーチしておくと良いでしょう。
主婦向けの深夜バイトはある？
主婦が働くのに適した企業を探すことは重要ですが、どの企業が主婦にとって働きやすいのか具体的な情報がなければ判断が難しいですね。
そこで今回は、実際に主婦がバイトやパートタイムで勤務している深夜の職場をいくつか紹介し、それぞれが働きやすい理由も一緒に解説します。
深夜のコンビニ
コンビニは主婦が深夜バイトをする場所としては一長一短がありますが、深夜のシフトの募集が比較的多いことで有名です。
そして地元で働ける機会も多いですが、女性が深夜に働く場合、基本的には単独での勤務（ワンオペ）は避けられる傾向にあります。
通常、男性一人と女性一人で二人体制での勤務が多く採用される形で、勤務時間は深夜といっても1時ごろなどのケースもあります。
また、最近のコンビニは防犯カメラをはじめとするセキュリティ対策が整っており、女性も安心して働ける環境が整っています。
特に駅構内やよく利用する地域の店舗であれば、さらに安全に感じられるかもしれません。
ちなみに店舗によっては、採用基準が厳しいこともありえます。
仕事としては深夜は来店客数が減少するものの、清掃や商品の陳列など、予想以上に多くの業務があります。
コンビニはチケット発券や宅配便の手続きなど、レジ業務以外にも学ぶべきことが多く、複数のタスクを同時にこなすことが得意な人には適しています。
ファストフード店
深夜に営業するファストフード店は、主婦にとって適した深夜バイトの選択肢の一つです。
女性が深夜にファストフード店で働くことができるかという疑問に対しては、基本的には可能ですが一人での勤務（ワンオペ）は場合によっては難しいこともあります。
例えば、深夜に営業するファストフード店の代表的なお店としては、牛丼チェーン店などがあります。
このようなお店は、食材の運搬など体力を要する作業もあるため、ある程度の体力は求められます。
しかし、食事が提供されることも多く、これはバイトにとって大きなメリットです。
ただ、他のバイトと比べて時給が低めの傾向にあるため、経験がある方や落ち着いて働きたいと考えている方には、別の深夜バイトが向いているかもしれません。
仕分けやピッキング作業
仕分けやピッキングの業務も深夜のアルバイトに適しています。
仕分け作業では、商品を保管方法や配送先ごとに整理し、適切な場所に移動させるのが主な業務です。
この作業は基本的にシンプルで、特別な経験や技術を必要とせず、すぐに慣れることができるため、スムーズに作業を進めることが可能です。
また、ピッキング作業では、特定の棚に置かれている商品を選び出す作業があります。
これも専門的な知識は必要なく、仕事のブランクを気にすることなく取り組めるため、主婦の方々には特に適していると言えます。
現代の倉庫では電子端末やフォークリフトなどの機械を活用して業務を効率化しているため、知的労働より重い物を頻繁に扱うことで体力を要することが多いです。
深夜バイトを主婦がして得られるメリットやデメリット
昼間が忙しい方は夜に働ける
最大の利点は、日中に子育てのため働くことが難しい方でも就労できる点にあります。
確かに、保育園や幼稚園に子どもを預けることができれば昼間も働けるのですが、条件に合った施設が見つからず、預けられない方も少なくありません。
例えば、お子さんがまだ幼すぎるため、または共働きの家庭が優先されるなどの理由で入園が難しいケースもあります。
しかし、深夜バイトなら、保育園や親戚への預け入れなしに働くことが可能です。
昼間は子育てに専念し、夜には配偶者が子どもの面倒を見る間にバイトに出かけることができます。
また、保育園や幼稚園の行事は平日にあることも多く、昼間仕事をしながら参加することが難しい場合もありますが、深夜バイトの場合は可能。
これにより、子育てと仕事を両立させることができるのです。
高収入も期待できる
深夜バイトは他の時間帯と比べて時給が良いのが大きなメリットでしょう。
労働基準法により、夜22時から翌朝5時までの間に働く場合、通常の時給に25％以上の割増が必須とされています。
そのため、深夜は昼間よりも明らかに時給が高くなり、時給が1000円以上は当たり前とされています。
実際、時給が1000円では少ないと感じることが多いかもしれません。
田舎でも深夜勤務では時給1000円以上を見込むことが一般的です。
深夜は1.25倍の時給での勤務により、効率的に収入を得ることが可能です。
このようい時給が高いため、短時間の勤務でも比較的高収入を期待できるのが大きな利点です。
数時間で終わるようなバイトもある
深夜バイトと言っても、必ず朝方までバイトをするということではありません。
求人によっては、短時間からの勤務が可能で2～3時間の勤務で無理なく働ける仕事も少なくありません。
例えば、パチンコ店の閉店後の清掃のバイトは、深夜23時頃から深夜12時30頃までなど、短時間のバイトも中にはあるのです。
詳細：パチンコバイトで単発の仕事とは？日払いや短期も多いか徹底調査！
朝方までの長時間勤務が難しいと感じる人、特に家事を抱える人にとっては、22時から深夜1時までのような短時間バイトが理想的で、この時間帯だけで働くことも収入を得る上で有効です。
長期間の勤務に不安を感じる方や、まずは試しに働いてみたいと考えている方にとって、深夜の短期バイトがおすすめです。
体調管理が難しい
深夜バイトを検討している主婦の方々が最初に考慮すべきは、自身の健康状態です。
多くの主婦は通常、朝から活動を始める生活パターンですが、深夜バイトをすると、日中の活動パターンが変わります。
夜型の生活になるため、体力の消耗が激しくなり、体調を崩しやすくなることがあります。
新しい生活リズムに適応するまでの期間は、忍耐が必要になることもあります。
もし、体に異常を感じた場合は、健康を損ねる前にアルバイトを辞めるか、より負担の少ない短時間のシフトに切り替えるなどの対策を講じることが賢明です。
個人によって夜の活動に適した体質が異なるため、アルバイトに慣れた後も風邪が長引いたり、疲労が解消されにくい場合があります。
体力に自信がない方は特に注意が必要で、できる限りシフトを固定して、体に負担のかからない一定のリズムを確立することが重要です。
深夜は危険があり理解が必要
深夜バイトにはリスクも伴います。特にストーカーや痴漢といった犯罪のリスクがあることも考慮する必要があります。
業種に限らず、夜間の通勤自体が女性にとってのリスクとなり得ます。
安全を確保するためには、できる限り自宅に近い職場を選ぶ、帰宅時には車での通勤を検討する、または同僚と一緒に帰宅するなどの対策をとることが重要です。
さらに、主婦が深夜バイトをする際には、配偶者の理解と協力が必要不可欠です。
深夜に働くことに対して配偶者が不安を感じることもありますから、自分が検討しているバイトが安全で健全なものであることをしっかりと伝え、理解を求める必要があります。
バイト先への交通手段や通る道の安全性を詳しく説明することで、配偶者の了承を得やすくなるかもしれません。
子供がいる場合は仕事ができない可能性もある
深夜バイトを検討する際、お子さんが小さい家庭では必ず子どもの世話をする人が必要になります。
配偶者がいれば安心ですが、一人親家庭で配偶者がいない場合、小さい子どもを家に残して深夜バイトに出かけるのは難しいでしょう。
子どもが夜中に目を覚ましてしまい、何かしらのトラブルが発生する可能性も考慮しなければなりません。
ですが子どもが中学生や高校生のように、自分のことがある程度自立して行える年齢であれば、問題は少ないかもしれません。
しかし、未就学児や小学生のようにまだ小さい子どもの場合、子どもの世話をする人がいなければ、深夜バイトはもちろん、日中のアルバイトも困難です。
特に配偶者や他の家族が支援できない場合は、生活のためとはいえ、深夜バイトは避けた方が良いでしょう。
子どもの世話をしてくれる人がいる場合でも、子どもが風邪を引いたり怪我をしたりしたときの緊急対応や、緊急時の連絡先について事前に詳しく打ち合わせておくことが大切です。
このような準備を整えておくことで、万が一の事態にも迅速に対応できるようになります。
深夜バイトは主婦も出来る？まとめ
主婦が深夜バイトを考慮する際には、確かに安全性や配偶者との関係など、様々な問題が存在しますが、上手に活用すれば効率的に収入を得ることができるでしょう。
実際に主婦向けの求人も多く、求人サイトでも多数見つかるので、主婦でも採用してくれるバイト先は存在します。
ですが、中には女性を採用しない傾向があるバイトも存在するかもしれませんが、安全に働ける深夜の職種も多く必ずしも心配する必要はありません。
ただし、夜道を一人で帰る際の安全は確保する必要があります。
例えば、24時間営業のスーパーマーケットなどは主婦にも人気があり、深夜バイトとして適しています。
実際に求人を見つけることができ、時給が25％以上アップする深夜の時間帯を利用すれば、短時間で効率的に稼ぐことが可能です。
それでも、主婦が深夜バイトをする際には、そのメリットとデメリットをよく考え、慎重にバイトを選ぶべきです。
家庭生活に悪影響を及ぼす可能性も考慮に入れ、最悪の場合の影響を避けるためにも慎重な判断が求められます。
