バイトの面接で必要な物の一つとして、履歴書があります。
この履歴書ですが、取り扱いは丁寧にする必要がありますが、特に気になるのが「手渡し」をする時でしょう。
面接担当者の方へ履歴書渡す際に、そのままの状態で渡すのはどうなのか？と疑問に思ったことがありませんか？
今回はバイトの履歴書を手渡しの場合、封筒はいらないか、また最低限のマナーについてまで解説します。
バイトの履歴書を渡す時、封筒はいらないのか？
バイトで直接担当者に履歴書を渡す場合、一般的には封筒に入れる必要はありません。
その代わり、履歴書をクリアファイルに入れて提出すると良いでしょう。
クリアファイルは履歴書をきれいに保護し、最低限のマナーを守りつつ準備するのも楽です。
さらに、担当者が書類を見やすく、管理しやすくなります。
重要なのは、履歴書を清潔に保ち、しわや汚れがないようにすること。
これにはクリアファイルが最適で、さらに気配りを示すことにもつながり、良い第一印象を与えることができます。
またクリアファイルは100均で売っているので、費用的にも困ることはないでしょう。
素の状態で渡すのは非推奨
バイトの履歴書を提出する際には、そのまま素の状態で渡すことは避けるべきです。
もちろん、素の状態で渡しても問題が無い場合もあります。
しかし、万が一のことを考えると、面接の担当者によっては「常識が無い」と思われても仕方ありません。
履歴書は重要な書類なので、履歴書を丁寧に扱うということは、至って普通のことなのです。
最低限、上記の通りクリアファイルに入れるような形で提出するのがお勧めです。
封筒に入れないと採用の影響がある？
封筒の使用はマナーとして重要ですが、それが採用の決定的な要因になることは稀です。
しかし、履歴書の扱い方一つでその人の性格や社会人としての、基本的なマナーを判断されることもあります。
例えば、丁寧に封筒に入れて提出する行動は、細かい部分にも気を配ることができる応募者であるという印象を与えることができます。
そのため、封筒を使用しないことが直接的に不採用につながるとは言えませんが、良い印象を与えるためにも、封筒に入れて提出することをおすすめします。
ただ、正社員ならともかく、アルバイトの履歴書なので、実際はそこまで影響がありません。
バイトは履歴書などよりも、土日祝日など忙しい日に出勤してくれるか、などシフトが重視されやすいです。
ただ、ある程度は封筒の選び方にも気を配った方がいいでしょう。
封筒に入れも問題はない
当然、封筒に入れてそのまま渡しても問題はありません。
封筒に履歴書を入れることで、手渡しの際や郵送中に履歴書が折れたり、汚れたり、濡れたりするのを防ぐことができます。
特に、飲食業や接客業など、清潔さが求められる業界でバイトを希望する場合には、きちんと封筒に入れることでその意識の高さをアピールできます。
また、封筒選びにも注意し、シンプルで清潔感のあるものを選ぶことが大切です。
特に、シワやヨレなどがある封筒を使うのは良くありません。
郵送する場合は封筒が必要
バイトの応募において、履歴書を郵送で送るということは少ないでしょう。
もし郵送で履歴書を送る際は、封筒の使用は必須です。封筒は履歴書を保護する役目を果たします。
そして、履歴書の内容を他人に見られないようにする為にも、クリアファイルで送るようなことは厳禁です。
履歴書は封筒にピッタリ収まるサイズのものを選び、折り目や汚れを避けるようにしましょう。
送付する前には、封筒の表面には応募先の正確な住所、宛名、そしてあなたの住所と氏名を書くことを忘れないでください。
また、返信用封筒を同封する場合も、あなたの氏名と住所を書いた返信用封筒を入れることが好印象を与えます。
このような細やかな配慮は、応募先からの評価を左右することもあります。
バイトの履歴書を入れる封筒選びのコツ
サイズは角形A4号または角形2号
履歴書を入れる封筒は、サイズ選びがちょっとしたコツとなります。
履歴書サイズの定番はA4サイズです。なので封筒が大きすぎると中で履歴書が動いてしわになることがあります。
逆に、小さすぎると折らなければならず、不手際と見られかねません。
そこで履歴書のサイズに合った封筒を選ぶことが求められます。
特に角形A4号や角形2号は、履歴書を折らずに入れることができるのでお勧めです。
中でも角形2号は、クリアファイルを利用する時などに適切で、少し厚みがある場合などに最適です。
なお、封筒の表面が綺麗かどうかも、応募先に与える印象に影響しますので、配送前にしっかりとチェックすることが大切です。
履歴書の提出は適切な封筒の選択と丁寧な準備をしましょう。
封筒は再利用をしない
特に「封筒は再利用をしない」という原則を守ることが大切です。
再利用された封筒は、たとえ表面上きれいに見えても、折れ跡や汚れ、古いラベルの跡が残っていることが多いです。
また、節約の為に新品の封筒を買わないで、企業ロゴなどが入った封筒を利用する行為はマナー違反でしょう。
個人宛に送られてきた封筒を再利用すると、その結果、なたの印象を悪くする可能性があります。
新品の封筒を使用することは、相手への敬意を示すと同時に、あなたがこの応募に真剣であることを伝える方法です。
細部にまで気を配ることが、バイト先からの好印象につながります。
クリアファイルはA4サイズ
履歴書の提出に封筒を利用する際、そのまま封筒へ履歴書を入れるのもいいかもしれません。
しかし、出来ればクリアファイルに履歴書を入れ、封筒にクリアファイルを入れるという方がベストです。
クリアファイルは、履歴書を折り曲げずにそのままの状態で保護するのに役立ちます。
封筒に入れる際は、クリアファイルが封筒にぴったり収まるように、封筒はクリアファイルよりも一回り大きいものを選びましょう。
例えば、A4サイズのクリアファイルであれば、角形2号の封筒が適しています。
これにより、履歴書が曲がったり、封筒に入れる際に破れたりするのを防ぐことができます。
小さな封筒は避ける
特に履歴書をそのままの状態で渡したい場合は、小さな封筒に入れるのはやめておくべきです。
小さな封筒だと、履歴書を折る必要があります。もちろん折っている履歴書なので不採用、ということはありません。
ですが、できるだけ折らない方が好ましいです。
なぜなら、履歴書を折ってしまうと、担当者が履歴書を見る時に、折れが原因で文字などが見にくくなる為です。
また、折り目がない状態で提出することで、清潔感と丁寧さを伝えることができます。
よって、出来るだけ封筒は大きめのサイズを用意しておくことが推奨されるでしょう。
封筒の色はどれがベスト？
封筒の色選びは、そこまで気にする必要はありません。
一般的に販売されているような封筒であれば、ほとんどの場合気にしなくても良いのです。
一般的には白やクリーム色が最もポピュラーで、どんな業界にも適しています。
これらの色は清潔感があり、真面目で誠実な印象を与えます。派手な色や柄物は避けるべきです。
派手な封筒などを選ぶことはないと思いますが、派手な封筒は個性的過ぎる印象を与えることがあり、応募先によっては不適切と見なされる可能性があります。
また、黒や濃紺などの暗い色はフォーマル感を演出することができますが、業界や職種によっては重すぎると感じられることもあるため注意が必要です。
結論としては、クリーンでプロフェッショナルな印象を与える白やクリーム色が、封筒の色としてはベストな選択と言えるでしょう。
また、透けにくい材質を選ぶことで、履歴書の内容が外から見えにくく、プライバシーを守ることができます。
封筒はとめない
バイト応募時の履歴書提出では、小さなエチケットが重要です。履歴書を封筒に入れる際、のりやセロハンテープで封をするのは避けましょう。
採用担当者は多くの応募者の書類を開封し、それぞれを迅速に確認する必要があります。
封をされた履歴書は、開封に手間がかかり、忙しい採用担当者にとってはストレスとなり得ます。
そのため、封筒はのりやテープを使用せず、封をしないで提出することをお勧めします。
但し、履歴書を送付する場合は当たり前ですが、封筒をとめる必要があります。
この際、セロハンテープで止めるのは良くありません。
基本的には、のり止めるのがマナーとされています。
今では、買った時からのりがついているタイプの封筒もあるので、わざわざのりを買わなくても良い封筒もあります。
バイトの履歴書が入った封筒を手渡しする時のマナー
直接担当者に渡す場合
面接時に履歴書を直接面接官に渡す場合、封筒の扱い方にも気を配る必要があります。
封筒は開封しやすいように、上述の通りのり付けやセロハンテープで封をしない方が良いでしょう。
次に封筒を渡す際は、企業名が読めるようにして、面接官に対して封筒の表面が見えるように持ちましょう。
履歴書を渡す際には、一言「履歴書をご用意いたしました」と伝えると良いです。
また、片手で渡すのは良くありません。基本は両手を使って渡すのが礼儀でしょう。
これらの小さな心配りが、礼儀正しさをアピールし、ポジティブな印象を与えるでしょう。
履歴書の提出方法は、バイト採用プロセスの中でも特に注意を払うべきポイントです。
受付で渡す場合
バイト先に直接履歴書を持参する場合、受付や店員さんへの履歴書の渡し方にもマナーがあります。
直接担当者へ渡す時と同じく、封筒はきちんと閉じずに、中の履歴書が取り出しやすいように準備しておきましょう。
受付に行った際は「履歴書を持参いたしました」と一言添えて、封筒を手渡すのが好ましいです。
詳しくは後述しますがこの時、封筒の表面には、応募する企業名や「履歴書在中」などと明記し、裏面には自分の氏名と連絡先を記載しておくとスムーズです。
また、受付の方へ渡す際は、封筒の表が上になるように持ち、丁寧に渡すことが礼儀とされています。
些細な行動ですが、これらの小さな配慮が、あなたの印象を大きく左右することを忘れないでください。
封筒の書き方
封筒に履歴書を入れる際の書き方にもマナーがあります。
封筒の表面には「履歴書在中」とはっきりと記入しましょう。
これは、封筒の中身が履歴書であることを明示するため、また受け取った際に採用担当者がすぐに識別できるようにするためです。
また、送り先の企業名、部署名、宛名を正確に記入し、裏面には自分の住所、氏名も書くことを忘れないでください。
自分のフルネームと住所を書くことで、企業側が応募者を特定しやすくなります。
また、万が一の配送トラブル時に、封筒が差出人に返送される基準ともなります。
正確で読みやすい文字で、角2封筒の場合は左下に記載すると良いでしょう。
封筒を書く場合は、履歴書と同じで黒のボールペンで、はっきりと丁寧に書くことが求められます。
封筒の扱い方一つで、採用担当者に与える印象が変わってくるため、丁寧な対応を心がけましょう。
履歴書を再度確認する
内容に相違がないか確かめる
履歴書の提出はあなたの能力や人柄を伝える大切なチャンスです。
封筒に入れる前に、履歴書に誤りがないか、もう一度入念にチェックしましょう。
経歴や資格はもちろん、趣味や特技など個性を示す部分も間違いがないか、丁寧に確認します。
記入した日付や連絡先が最新のものであることも確かめてください。
誤字脱字がないか、清潔な状態であるかも重要です。
そして提出する履歴書に汚れや折れがないか、確認することが非常に重要です。
飲食物のしみ、指紋、ペンのインク跡などがないか見落とさないようにしましょう。
特に、手書きで記入した履歴書は、書き間違えた際の修正液の使用は避け、新しい用紙に書き直すことをお勧めします。
また、写真は最近のもので、プロフェッショナルな印象を与えるようなものを選ぶことが大切です。
清潔感と丁寧さは履歴書を通じて、あなたの人となりを伝えることにつながります。
バイトの履歴書は封筒いらない？まとめ
バイトの履歴書を手渡しで渡す場合、特に封筒を使わなくても大丈夫です。
しかし、最低限のマナーとして、クリアファイルに入れるぐらいの配慮はするべきでしょう。
また、履歴書を提出する際には、封筒選びと渡し方が重要です。
角形A4号もしくは角形2号の封筒を使い、履歴書が折れないように配慮しましょう。
受付での手渡しは、表面を上にして丁寧に両手を使って渡し、封は閉じずに中身が取り出しやすい状態にしておくと良いでしょう。
小さな気遣いが、第一印象を良くするので、採用への道をスムーズにします。
