最近は深夜の時間帯にバイトを希望している女性も増えてきました。
深夜はそれなりにメリットなども大きく、また時間的に都合が良い、という人もいるでしょう。
ですが、カラオケ店の深夜帯は、女性も雇ってもらうことは可能でしょうか?
今回は、カラオケバイトで女性が深夜で働けるかどうか、そして深夜における注意点まで解説します。
カラオケの深夜帯は女性もバイト出来る?
深夜の時間帯は女性を採用していないようなイメージがありますが、実際はカラオケ店で深夜働いている女性もいらっしゃいます。
もちろん、求人サイトでも募集がありますし、現在は深夜バイトを探しやすい環境になっています。
このように、カラオケ店も女性の深夜バイトを認めている場合が多いのですが、注意点もあります。
深夜バイトと聞くと、朝方5時ごろまでの勤務を想像するかもしれません。
しかし、カラオケバイトでは女性スタッフが安心して働けるよう、深夜1時までなど比較的早い時間にシフトが終了するケースが多く見られます。
これにより、深夜といっても早めに帰宅できる時間帯に仕事を終えることが可能となり、女性でも深夜バイトをしやすくなっています。
ですが、電車などを利用して勤務している方は、深夜1時などはさすがに帰り道で何か遭うことを考えると、安全上の理由により辞めておいた方がいいでしょう。
逆に、車やバイク通勤の場合は、自宅まで人との出会いもないので、深夜1時なども問題ない場合が多いです。
よって、通勤手段によってカラオケの深夜バイトをするかどうか決めるのがお勧めです。
深夜のワンオペに気を付ける
また、時間よりも「ワンオペ」があるかどうかの方を気にした方がいいでしょう。
深夜の時間を働く場合、女性のワンオペだとさすがに気を付ける必要はあります。
但し、地域などにもよります。少し治安が悪そうな地域だと、深夜1時などでも危険になるかもしれません。
しかし、田舎で人も少なく治安が悪くない地域、深夜でもほとんどお客さんが来ない場合などは、そこまで危険ではないでしょう。
ですが、ワンオペはきつい場合もあるので、深夜のワンオペは出来るだけ避けた方がいいかもしれません。
詳細:カラオケバイトはワンオペが多くきついので辞めた方が良い?
カラオケの深夜バイトの特徴とは
時給が25%増しとなる
深夜シフトの最大の魅力の一つは、時給がアップすることです。
多くの場合、深夜帯には法律で定められた深夜手当が加算され、昼間や夕方のシフトよりも高い時給を得ることができます。
このため、短時間で効率よく稼ぎたいと考える人にとって、深夜シフトは魅力的な選択肢となります。
基本的に22時以降は深夜手当がつく時間帯なので、稼ぎたい場合狙い目としては22時以降のシフトになるでしょう。
特に学生や昼間に別の仕事を持つ人にとって、深夜シフトは収入を増やす良い機会と言えるでしょう。
暇な店舗と忙しい店舗に分かれる
深夜のカラオケバイトの勤務環境は、店舗の立地や曜日によって大きく異なります。
特に都心部や繁華街にある店舗では、夜遅くまでお客様が訪れるため、普段より忙しいシフトとなることが多いです。
一方で、住宅街や郊外に位置する店舗では、深夜帯は比較的暇となり、勤務中に自由な時間がある場合もあります。
これらの差は、バイトを選ぶ際の重要な検討点となり得ます。
未経験でも可能な求人も多い
カラオケバイトの魅力の一つは、未経験者でも気軽に始められる点にあります。
多くのカラオケ店では、新人スタッフに対して丁寧な研修を実施していることが多いです。
接客の基本からカラオケ機器の操作方法まで、仕事に必要なスキルを一から教えてくれます。
このため、接客業やカラオケバイトが初めての人でも、安心してスタートを切ることができるのです。
また、特に複雑な業務も少ないので、初心者の方でもしやすいバイトと言えるでしょう。
特に深夜シフトでは、比較的自由な時間帯もあり、未経験からでも仕事を覚えやすい環境が整っています。
深夜向けの仕事はある?
例えば、コンビニなどは深夜と他の時間帯で、メインとなる仕事が若干異なったりします。
詳細:コンビニバイトは深夜が楽と言われているが本当はきつい?
しかし、カラオケバイトにおいては、基本的に深夜シフトであっても昼間や夕方のシフトと同様の仕事内容が求められます。
受付や飲み物を部屋まで運んだり、清掃などですが、唯一深夜ならではの仕事としては、吐しゃ物の清掃でしょうか。
基本アルコールを飲む方は夜が多く、酔っ払いの人もいますので、吐かれた場合はトイレの清掃や最悪ルーム内の清掃をする場合もあります。
また、日曜日の深夜など暇な時間帯でも稀に賑わっていることがあり、その場合の仕事は昼間よりも忙しくなる可能性もあります。
カラオケバイトを深夜にするメリットやデメリット
昼から夜までの時間を有効に使える
深夜のカラオケバイトを選択する最大のメリットの一つは、昼間の時間を自由に使えることです。
学生であれば授業や勉強、趣味や日中のアルバイトといった他の活動に専念することができます。
また、フリーランスや自営業者など、昼間に別の仕事を持っている人にとっては、副業として働くことも可能。
バイトで収入源を増やしつつ、日中の主要な活動を続けられるという点で有利です。
このように、深夜のカラオケバイトは、日中の時間を有効活用したいと考える人々にとって理想的な選択肢となります。
深夜でも早い時間で終わるお店もある
深夜のカラオケバイトと聞くと、明け方までの勤務を想像するかもしれません。
しかし、実際は店舗によって営業時間が異なり、コンビニのように24時間営業している店舗もあれば、そうでない店舗も多いのです。
カラオケ店によっては、深夜1時や2時に閉店する店舗も存在します。
このような時間帯だと、深夜でも比較的早い時間に仕事を終えることができるため、次の日に朝から予定がある時でも、帰宅して準備できる時間が確保できます。
夜型の方は働きやすい
人にはそれぞれ生活リズムがあり、中には夜型の人も少なくありません。
夜に活動することを好む人にとって、深夜のカラオケバイトは自然な生活サイクルに合わせて働けます。
そのため、ストレスが少なく、効率的に仕事をすることが可能です。
夜間に集中力が上がる、昼間よりも落ち着いて作業ができると感じる夜型の人にとって、深夜バイトは生活リズムに適しており、仕事の充実感も得やすいです。
酒に酔ったお客の対応が面倒
深夜勤務のデメリットとして、酒に酔ったお客様の対応が挙げられます。
夜遅くになると、他の飲食店からの流れで、酔っ払った状態のお客様が来店することがあります。
もちろん、カラオケ店で飲んで酔っ払う方もいます。
これらのお客様は、時に予測不可能な行動を取ることがあり、接客を難しくさせる可能性があります。
特に女性スタッフの場合、安全を確保するために、店舗側が適切な対策を講じているか、あらかじめ確認しておくことが重要です。
仮眠がない場合が多い
深夜勤務のもう一つのデメリットは、適切な休息を取ることが難しいという点です。
多くのカラオケ店では、深夜シフト中に仮眠を取ることが許されていないため、スタッフは夜通し働くことになります。
このような長時間労働は、体力的にも精神的にも大きな負担となり得ます。
特に、日中にも他の仕事や学業がある場合、睡眠不足による健康への影響が心配されます。
深夜シフトを検討する際には、自分の体力と健康状態を考慮し、無理のないスケジュールを組むことが大切です。
18歳未満は働くことができない
18歳未満(高校生)の未成年者が深夜に働くことは制限されています。
これは、未成年者の健康と安全を守るための措置であり、特に女性の場合、安全面での懸念がより一層重視されることがあります。
そのため、18歳未満の女性がカラオケバイトを希望する場合、深夜シフトは選択肢に入らないことを理解しておく必要があります。
この年齢制限は、働く側だけでなく、雇用する店舗側にとっても重要なルールです。
生活リズムが狂うことがある
深夜シフトに入って、体調がおかしくなる、というのは有名な話でしょう。
人間の体は、夜に休息を取るように進化してきました。
そのため、夜間に活動し、日中に睡眠をとる生活パターンは、体内時計を狂わせ、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
そして長期間にわたる深夜勤務は、睡眠障害や免疫力の低下など、体調に悪影響を及ぼす可能性があることが知られています。
特に女性の場合、生活リズムの乱れがホルモンバランスに影響を与えることもあるため、深夜バイトを選択する際には、健康管理に十分な注意が必要です。
公共交通機関が利用できない
特に、店舗の閉店時間が終電後になる場合、公共交通機関を利用して帰宅することができなくなる可能性があります。
このような状況では、タクシーを利用するか、店舗から提供される送迎サービスを利用する必要があるかもしれません。
これらの選択肢は追加の費用がかかる場合があり、また安全面での懸念も生じるため、深夜シフトを選択する際には十分な検討が必要です。
女性が深夜のカラオケバイトを検討する際には、店舗の営業時間、終電の時間、そして帰宅方法など、自身の安全と利便性を最優先に考え、適切な選択をすることが重要です。
安心して働ける環境を選択することで、カラオケバイトは女性にとっても魅力的なアルバイトの選択肢となり得ます。
カラオケバイトの深夜は女性も可能?まとめ
カラオケバイトの深夜シフトは女性でも可能ですが、いくつかの重要な考慮事項があります。
まず深夜は通勤手段が重要で、公共交通機関を利用している場合など、徒歩が少しでもあるような場合は、危険を避ける為やめておいた方が無難です。
また、深夜も女性一人で仕事をするようなことがあれば、安全性に特に注意が必要です。
多くの店舗では、従業員の安全を守るための対策を講じていますが、女性が深夜にバイトをする場合は、自身で安全な通勤経路を確保するなどの対策を取ることが推奨されます。
そしてメリットとしては深夜の勤務は時給がアップ、昼間の時間を有効に使える点や、夜型の人にとって働きやすい環境であることが挙げられます。
しかし、酒に酔ったお客様の対応や、帰宅問題、生活リズムの乱れ、そして18歳未満では働けない年齢制限などのデメリットも存在します。
安全対策や健康管理に留意しながら、店舗の営業時間や自身のライフスタイルに合った選択をすることが推奨されます。