コンビニバイトもまかないが出る?食事補助との違いは?

コンビニ

飲食店のバイトで、あるとうれしいのが「まかない」です。

まかないというのは、従業員向けの食事を提供してくれることです。

通常、お店のメニューにはない独特の料理となっており、まかない目当てでバイトを選ぶ方もいます。

食事を職場で手軽に済ませることができるので、手間の面などでいろいろと便利だと言えます。

では、食品も多く販売しているコンビニですが、まかないはあるのでしょうか?

コンビニバイトでまかないは出るのか?

コンビニバイトで明確にまかないが出るかと言われれば、ちょっと疑問です。

確かに、最近ではイートインスペースを設けているコンビニも多く、飲食店と言えるようなコンビニもあります。

しかし、コンビニバイトでまかない付のバイトは、求人広告などを見ても一切ありません。

中にはまかないがあるコンビニバイトもあるかもしれませんが、ほぼないに等しいでしょう。

よって、まかないは出ないと思っておいた方が無難です。

一方、まかないはないにしても、社割で食べ物を安く買えて食べれるなど、まかないの代わりとなるサービスがあるお店もあります。

食事に困ることはない

コンビニにはたくさんの食品を販売しています。

その為、バイト休憩中に一般客として定価で購入して食事を済ますことは基本的には可能でしょう。

もちろん、まかないのようなお得感はありませんが、バイトの合間の食事は容易です。

店内で全て済ますことができ、歩いて近くのスーパーに買い物にいく、という面倒なこともありません。

食事するときも、従業員の専用の部屋もしくはバックヤードで食べればいいだけの話です。

なので、深夜勤務中などお腹が空きやすい時間にバイトする人には、ある意味メリットかもしれません。

まなかいが無料の場合は違法

また、まかないはバイト先が無料で提供してくれる食事と思っている人が多いのですが、これは実は違法行為となります。

理由として、所得税法が関係してくるようになり、経済的利益に関しても税金がかかるようになります。

詳細は割愛しますが、要するに従業員と言えど「無料で食事をするのは法律が許さない」と言ってるのです。

もちろん、法律で決まっているものの、一定以上の割引をしたまかないをバイトに提供すること自体は合法です。

まかないの金額に対して、食べる側が50%以上を負担すれば違法ではなくなります。

50%以上の負担と思うとかなりの金額と思ってしまいますが、実際はそこまでお金がかからない場合が多いです。

なので、まかないがあるとバイトが得するのは間違いありません。

多くの求人でも、まかないをアピールしている飲食店の募集先は多いです。

よって、まかないが有料となっているのは、ケチではなく至って普通のことになります。

廃棄がまかないになるという噂は?

よくコンビニでバイトしたら、賞味期限切れの廃棄商品を無料でまかないにできる!

といううわさ話を聞いたことがある人も多いのですが、これは基本的に厳しいと言えます。

無料のまかないが違法なのはもちろん、そもそも、コンビニ従業員が廃棄商品を貰うこと自体、コンビニ本部などが禁止しています。

理由としては、食品衛生上の問題、転売やお持ち帰り目的など不正の温床となり得る、などが考えられます。

そのため、食品お持ち帰り目的でコンビニバイトを始めない方がよいでしょう。

ですが、中には内緒で廃棄のお弁当などを提供しているコンビニもあるのが現状です。

しかし、そのようなコンビニを探すのはなかなか難しいです。

よって、バイトしたコンビニがたまたま廃棄を貰えるコンビニだったらラッキー、と思う程度でいいでしょう。

コンビニバイトで食事補助とまかないの違い

時折、コンビニの求人をチェックしていると「食事補助」というワードを目にすることがあるかもしれません。

食事補助と記載があると勘違いしやすいのですが、これはコンビニバイトから提供されるまかないではないのです。

食事補助とは、会社の従業員の食事代をある程度会社が負担する、福利厚生制度のことを指します。

具体的なサービスとしては、いくつか種類がありますが、従業員が勤務期間中に受けれるサービが基本です。

例えば、コンビニに立ち寄って払う飲食代を、半額程にしてもらえるものがあったりします。

例として、大手サービスの「チケットレストラン」では、加盟しているコンビニ店舗のみで利用可能。

実施しているチェーン店は、ローソン、ファミリーマート、セブンイレブン、NewDays、ミニストップ、デイリーヤマザキなどがあります。

コンビニバイトで従業員特典はある?

それでは、まかないが無いコンビニバイトには何も特典はないのか?と言われると、そんなことはありません。

チェーン店によって違いはあれど、従業員限定のサービスがあることが多いのです。いくつか見てみましょう。

ローソン

ローソンは、公式サイトで従業員の福利厚生の充実をアピールしています。

例として、福利厚生の確認などができる店員専用情報共有アプリのろーちゃん、というアプリがあります。

他にも様々な社割を受けることができるサイトであるベネフィット・ステーション、通信教育やジム利用などの補助金制度を用意しているのです。

福利厚生については、公式サイトでローソンバイトの従業員特典をきちんと説明しているので、安心感があると言えます。

詳細:ローソンのクルー専用アプリ「ろーちゃん」のご紹介。アルバイトをもっと楽しく!

ファミリーマート

ファミリーマートは、従業員専用の福利厚生サイトのファミWELLを用意しています。

ファミリーマートの従業員しかログインできない仕様になっているので、関係者以外の利用は出来ません。

各企業商品の様々な社割、健康診断の補助、ポイント山分けのキャンペーンなどが実施されています。

また、バイト給料の前払い制度(導入店舗のみ)、セミナーなど学生バイトの就職支援。

頑張ったバイトへの表彰なども、公式サイトがバイトメリットとして紹介しています。

ローソン同様、公式サイトが従業員特典をきちんと説明しているのが強みです。

セブンイレブン

セブンイレブンは従業員専用の福利厚生サイトである、セブンイレブン加盟店共済会クラブオフがあります。

こちらも様々な社割やサービスを受けることができ、最大で半額以上値引きになるものもある他、プレゼントに応募できたりも。

また、利用店舗の検索もしやすく、アプリもあるので使い勝手はよいでしょう。

ただ、全店舗中約1割の共済会非加盟店のセブンイレブンのバイトは利用できないため、注意が必要です。

他の従業員特典としては、給料受け取りをセブン銀行にするとnanacoポイントがもらえる、さまざまな研修を受けられるなどがあげられます。

やはり、大手のセブンイレブンも上記のチェーン店同様、公式サイトで従業員特典の充実をアピールしているため、安心です。

詳細:セブン-イレブン加盟店共済会クラブオフ(Club Off)/会員特典・優待サービス

ミニストップ

ミニストップは、上記3社と異なり、バイトの従業員特典を公式で明言していません。

そのため、社割などの適用は店舗によるとしか言えないでしょう。

もちろん、ミニストップもコンビニ大手であり、一般的な福利厚生はきちんとしているはずなので、その辺は心配無用です。

他、従業員特典と言えるか微妙ですが、ミニストップはソフトクリームに代表される店内調理の多いコンビニです。

その為、休憩中の食事はいろいろなものが購入できるので、飽きにくいと言えるかもしれません。

 

 

コンビニバイトもまかないが出る?まとめ

以上、コンビニバイトにまかないがあるのかを中心に見てきました。

基本的に、コンビニバイトにまかないはないと思った方がよいです。

もしまかない目的ならば、飲食店でバイトする方がベターとも言えます。

ただ、コンビニにはたくさんフードやドリンクが売っているので、休憩中にファストフードをちょっと食べるだけで満足できるでしょう。

また、食事補助というのはまなかいではありませんので、知っておくといいでしょう。

他に、コンビニのチェーン店では従業員向けの特典が充実しているので、これらのメリットも魅力的です。

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