バイトで備考欄の書き方!web応募で良くあるが空白でも良い?

応募

バイトを探していざweb応募する際、よく「備考欄」という入力箇所が表示されることが多くあります。

また、履歴書でも備考欄があり、この2つの欄は基本的に共通しています。

備考欄はあなたの希望や条件を伝える貴重なスペースですが、では何と書いたら良いのか?

いざ書こうとなっても、よくわからないですよね。

今回は、バイトで備考欄の書き方や例文、さらには誤って間違った内容を書いてしまった場合の対処法も解説します。

バイトで備考欄とあるが何を書いたら良い?

まず、備考欄は履歴書の他の部分では、伝えきれない情報を記入するスペースです。

例えば、勤務可能な日や時間、シフトの希望、連絡が取りやすい時間帯など、希望することを書くだけで構いません。

さらに、具体的な業務内容に関する質問なども備考欄に書いてもいいでしょう。

ただ備考欄には簡潔に、かつポイントを押さえた内容を書くことが大切です。

長すぎる文章や関連性のない情報は避け、採用担当者の目に留まりやすいように工夫しましょう。

ちなみに、備考欄というのは履歴書にはあまりなく、実際は「本人希望欄」という名称になっている場合が多いです。

逆にweb応募の場合は、備考欄という入力欄があるケースが多くなっています。

また、書き方が分からない人の為に、以下に書くことや例文を紹介してみました。

希望の職種

バイトで希望の職種を明確にすることは、あなたがそのバイトに真剣に取り組む意欲を示すのに役立ちます。

また、仕事としてしたくないような業務を出来るだけ避ける為に役立つので、希望の職種を記載するのはおすすめです。

例えば、飲食店でキッチンスタッフとして働きたい場合、備考欄に以下のような感じで記入するといいでしょう。

飲食店でのキッチン業務に強い関心があるので、キッチンと希望とさせていただきます。

と、シンプルに記入すると良いでしょう。

このように具体的な職種と、その職種への関心を示すことで、応募の真剣さが伝わります。

また、逆に飲食店でホールを希望する場合でしたら、

飲食店で接客をしたいと考えており、ホールを希望させていただきます。

と記述することができます。

これにより、あなたが何に興味を持っているか、どのような部門で働きたいかがはっきりします。

これらの例文は、あなたの希望する職種への熱意と適性を示すのに役立ちます。

備考欄を有効に使い、あなたのバイトへの意欲を伝えましょう。

シフトについて

働きたいシフトや時間帯について明確にすることは、採用担当者があなたのスケジュールを理解しやすくなります。

備考欄に希望のシフトや時間帯を書くことで、最初から都合に応じたバイトを見つけることが可能になります。

履歴書を見る際、採用担当者は応募者がいつ働けるかを知りたがるため、あなたの利用可能な日時を具体的に示すことが重要です。

例えば、学校や他の仕事のスケジュールに基づいて、どの曜日や時間帯に働けるかを記載します。

これにより、スケジュールの調整が容易になり、採用プロセスがスムーズに進むでしょう。

シフトの記入例
  • 平日は午後4時以降、週末は終日働けます
  • 金曜日と土曜日はフルタイムで出勤可能です
  • 週に20時間以内で、平日の午前中のシフトを希望
  • 週に3日、金土日の17時~22時が希望です

採用担当者にあなたの働ける時間帯をはっきりと示し、バイトのスケジュールを計画する際の参考になります。

備考欄を有効に使い、自分のライフスタイルに合ったバイトを見つけましょう。

希望の連絡方法

連絡を受ける方法や時間帯についての希望を明確にすることは、採用プロセスをスムーズに進めるのに役立ちます。

例えば、日中は学校や別の仕事で忙しい場合、連絡はメールか夜の時間帯の電話で受けたいという希望があるかもしれません。

このような情報を備考欄に記載することで、採用担当者はあなたの状況を理解し、適切な方法で連絡を取ることができます。

連絡方法の記入例
  • 平日の日中は授業があるため、連絡はメールでお願いします。
  • もし電話での連絡が必要な場合は、平日の18時以降にお願いします。

上の例文は、あなたがどのような状況で、どのような方法で連絡を受けることを望んでいるかを明確に伝えます。

こうすることで、担当者は連絡手段などを把握でき、スムーズに連絡をすることが出来ます。

応募先への質問

上記のように、単に自己紹介や希望条件を書く場所にとどまらず、応募先に対する質問や懸念を伝えるのにも適しています。

この方法を用いることで、応募から採用までの流れが、楽に進行する可能性が高まります。

例えば、勤務条件、研修の有無、職場環境など、事前に知っておきたい情報について質問することができます。

また、長期で働きたいと考えているのであれば、昇給などの仕組みについて訊いておくのもいいでしょう。

もし、返信が来て希望条件が合わないのであれば、その場で断ることもできます。

質問の記入例
  • 研修についての記載がありませんが、実際は採用後に研修があるのでしょうか?
  • 研修中は時給が安くなっているのかを教えていただきたいと思います。
  • 長期勤務希望ですが、時給は勤務期間によって上がるのか知りたいと思っています

希望通りにならない場合も多い

備考欄は、あなたの希望や条件を伝えるための大切な部分です。

しかし、ここに書いた内容が必ずしも希望通りに叶うとは限りません。

採用プロセスでは、応募者の希望と職場の実情やニーズのバランスが重要です。

たとえば、希望する勤務時間や職種について書いても、職場の状況や他の従業員のスケジュールによっては、それが受け入れられない場合もあります。

重要なのは、柔軟性を持ち、採用担当者とのコミュニケーションで調整を図ることです。

よって、希望が通るのは半々程度、と思っておくといいでしょう。

運がよければ希望通りになる可能性があります。

備考欄を空白にする行為は失礼?

良く、備考欄といっても書くことが思い浮かばない、という人も多くいます。

そこで、備考欄を空白にしておくのはどうか?と思いつく方は多いでしょう。

では、実際に空白にしておくのはどうなのでしょうか?

実は、空白でも構わないというのが答えとなります。

基本、備考欄はあくまで「希望」ということで、参考程度としかならないのです。

例えば、希望の出勤日などを記載していても、最終的には面接で出勤日などの相談をし、調整をすることになる場合がほとんどです。

その為、空白にしていても問題はありませんし、採用に影響が出るというようなことも少ないでしょう。

但し、備考欄はあなたの希望を伝えるスペースですので、希望する勤務条件、質問などを伝えることは推奨されます。

記入することで、採用担当者にあなたのことをより深く理解してもらうことができるので、空白よりかは記入しておく方が良いのです。

もし、書くことがない場合は出勤可能日、勤務時間帯や休みの希望日、連絡して欲しい時間帯など書くだけでもOK。

これだけでも、採用担当者にとって有益な情報であり、あなたのスケジュールと他のバイトのシフトを比較するのに役立ちます。

よって、何でもいいので、記入しておくのがベストですが、本当に何もない場合は空白でも問題ありません。

記入するときの注意点

備考欄を記入する際には、現実的で合理的な情報を提供することが重要です。

過度に困難な要求や、非現実的な条件を書くのは避けましょう。

例えば、週に数時間のみの極端に短い勤務を希望する、特定の高い時給を要求するなどの無理な要望などです。

求人情報ページに17時~21時の募集と書いてあったのにも関わらず、17時~19時などのような伝え方が該当します。

このようなことを備考欄に記入することは、採用担当者に悪い印象を与える可能性があります。

備考欄は、あなたの状況を理解してもらい、職場との良好な関係を築くためのものであり、非現実的な期待を表明する場ではありません。

間違って記入した場合は?

ついついうっかりしていて、備考欄に誤った内容を記入してしまうことは稀にあります。

これは決して珍しいことではなく、重要なのはその後の対応です。

間違いに気づいた場合、速やかに訂正を行い、正確な情報を提供することが求められます。

訂正は、あなたの誠実さと責任感を示す良い機会となります。

まず、紙の履歴書を提出した場合、可能であればすぐに新しい履歴書を提出し、誤った情報を訂正しましょう。

誤りを認め、正しい情報を提供する簡単な説明を加えることができます。

Webでの応募の場合、一度送信してしまった情報は自分で編集できないことが多いです。

この場合、採用担当者に直接連絡を取り、誤った情報を訂正するよう依頼するのが最善です。

Eメールや電話を通じて、備考欄の誤りについて説明し、正しい情報を伝えます。

ここでも、誠実で素早い対応が重要となります。

バイトで備考欄の書き方まとめ

バイトの備考欄は、あなたの希望や条件を伝える部分です。

希望の勤務時間帯、出勤可能日、休みの希望日などを具体的に記入することが推奨されます。

また、応募先への質問や特定の職種への興味も備考欄に書くこともいいでしょう。

そして、間違った内容を記入してしまった場合は、迅速に訂正することが重要です。

紙の履歴書の場合は新しいものを提出し、Web応募の場合は採用担当者に直接連絡して訂正を依頼します。

無理な要求を避け、現実的な希望を伝えることが効果的です。

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