パチンコバイトは最低賃金から考えても時給が高く、バイトしたいと考えている人もいることでしょう。
ただ、パチンコ店は臭いイメージがあるので一度も行ったことが無い方でも、臭いというレッテルを貼っている方もいるでしょう。
パチンコバイトを考えている方々にとって、店内の臭いは気になるポイントで、応募しようとならないこともあるかもしれません。
そこで、実際はどうなのか、パチンコバイトが臭いかどうかについて色々と見ていきたいと思います。
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パチンコバイトって何が臭い？
パチンコ店と言えば、何と言ってもタバコ臭いというイメージがあるでしょう。
実際、喫煙しながらパチンコ店で遊戯をする姿はテレビなどでもよく見られましたし、タバコ臭い店舗ばかりでした。
しかし、昨今では健康増進法により、店内で遊戯をしながらタバコを吸うことは基本的にはできません。
また、健康増進法がなくてもタバコは有害物質の問題などで、年々喫煙者の数も減ってきており、健康増進法が施行される前などもある程度は減ってきていました。
そのため、昔のような異常にタバコ臭いというようなことは、年々なくなってきていたのです。
そして、健康増進法により禁煙となったので、最近のパチンコ店を知らず、何年も前のイメージしかない場合は、この辺は安心してよいと言えます。
健康増進法とは？
2020年4月施行の健康増進法の改正により、屋内での喫煙は原則禁止となりました。
受動喫煙防止のために飲食店などが、この法律により分煙対策をしているというニュースを見たことがあるかもしれませんが、パチンコ店も同様になっています。
これは従業員や来店客の健康を守るための重要なステップであり、店内の空気質が改善されることにより、パチンコバイトの労働環境も大きく向上しています。
現在では、多くのパチンコ店が店内禁煙を徹底しており、タバコの煙による臭いや健康リスクを気にすることなく働くことが可能です。
それにより、昔のように以上にタバコ臭いというようなことはないのですが、臭いに関する懸念が完全になくなったわけではありません。
根強く臭いが残っている店舗
では、タバコが苦手な人にとって、パチンコ店は完全に安心かと言われると、なかなかそう言い難い面もあります。
と言うのも、完全禁煙前までずっと吸われていたタバコの匂いが染みついているパチンコ店もあるからです。
特に古い店舗では、壁やカーペット、天井などにタバコの成分が染み込み、時間が経過するにつれて独特の臭いを発するようになります。
このような環境では、空気清浄機を設置していても、根本的な臭いを完全に取り除くことは難しい場合があります。
ホテルの喫煙可の客室などに行くとわかるのですが、室内のタバコの匂いはなかなかとれません。
そのため、その辺は気をつけた方がよさそうです。
喫煙ルームから戻ってきた方は臭い
パチンコ店内が禁煙となった今でも、多くのパチンコ店では、喫煙者のために専用の喫煙ルームを設けています。
実は、喫煙ルームを設置すればお客さんはそこでタバコを吸うことができるのです。
これらの喫煙ルームを利用した後に、客や同僚が店内に戻ってくると、タバコの臭いが衣服に付着していることがあります。
このため、バイト中にタバコの臭いが気になることがあるかもしれません。
しかし、これは喫煙ルームの利用者に限られた問題であり、全体としての店内環境は以前に比べて格段に清潔になっています。
加熱式タバコエリアは臭い
現実を言えば、パチンコ店自体タバコに関する全てのものが禁止になったわけではありません。
近年、多くのパチンコ店では完全禁煙化が進められていますが、加熱式タバコ専用の喫煙エリアを設けている店舗もあります。
加熱式タバコは燃焼式タバコに比べて臭いが少ないとされていますが、それでも嫌な臭いが存在し、人によっては不快に感じる場合があります。
この加熱式タバコのエリアから発生する臭いは、店内の空気を悪化させる原因の一つとなり得ます。
最近はこの加熱式タバコならばOK、という店舗も増えてきており、そこでバイトしているとタバコ臭くなる場合もあるでしょう。
女性にも愛好者が多く、人気の加熱式タバコは紙巻きたばこと比較して匂いが染みつきにくい性質はあるのですが、そうは言っても煙が出るタバコなので、どうしても匂いのリスクはあります。
喫煙所の掃除が臭い
パチンコ店に設けられた喫煙所は、利用者が多いため、日々の清掃が欠かせません。
喫煙ルームの清掃などで入室した場合、タバコ臭くなる可能性は高いです。
灰皿の清掃や床の掃除は、タバコの煙や灰が原因で特有の臭いが生じやすい作業です。
この臭いは、換気が不十分な場合には店内に広がり、作業を行う従業員だけでなく、店内にいる他のスタッフやお客様にも影響を与えかねません。
特に、清掃直後は臭いが強くなる傾向にあり、作業を行う際には適切な対策が必要です。
足が蒸れるので臭くなる
パチンコバイトは、基本的に長時間立ちっぱなしの仕事であり、特に革靴を履いての勤務が求められることが多いです。
しかも、ずっと立っているのではなく、パチンコ店内を歩く歩数も多くなるので、他の立ち仕事と比べても足が蒸れやすいです。
特に夏場などは足の臭いが強くなりがちです。
また、忙しい時間帯は休憩を取る暇もなく、足の蒸れや臭いがさらに悪化することもあります。
この問題に対処するためには、通気性の良い靴を選んだり、こまめに足のケアを行うことが大切です。
関連ページ：パチンコバイトで女性が良く担当する仕事はきつい？
実際バイトをするとパチンコ店の臭いは不快？
では、実際に多くのパチンコ店では、不快となるような臭いがするのでしょうか？
これは店舗にもよりますが、最近は健康増進法改正後、換気やクリーニングなど消臭対策を徹底しているパチンコ店も増えてきており、臭い店舗は確実に減ってきています。
確かに、加熱式タバコのエリアやその他の要因による臭いは避けられない事実かもしれません。
しかし、多くのパチンコ店では従業員の健康や快適な労働環境を考慮して、換気システムの改善や定期的な清掃を徹底しています。
現に、コロナウイルスが流行った時に、パチンコ店の換気能力を調査した結果、10分程度で空気が入れ替わるようなレベルになっているお店も多くあることが分かっています。
詳細：専門家「正直これ以上ない力」…パチンコ店の換気能力調べる実証実験 約10分でほとんどクリアに | 東海テレビNEWS (tokai-tv.com)
よって、もし臭いに対して不安に思っているのであれば、後述しますが下見をすることでその悩みは解消されるでしょう。
但し、臭いに敏感な人にとっては厳しい環境かもしれませんが、その他の条件（勤務地、時給、シフトの柔軟性など）が自分に合っていれば、十分に検討する価値はあります。
臭いバイトは結構多い
臭いという問題は何もパチンコバイト特有の問題ではありません。
他にバイトを探そうと思っても、匂いが気になるバイトは意外と多いです。
たとえば、鮮魚店ならば魚の匂い、ガソリンスタンドならばガソリンの匂いと言うように、仕事に関するものが臭いというバイトもあります。
また、居酒屋や飲食店はパチンコ店と同じように基本的に全面禁煙です。
しかし、前述のように加熱タバコの問題などがあり、バイト中タバコ臭いというリスクが全くないとは言い切れません。
フードやドリンクによっては、匂いが強いものもあります。
さらに、他臭くなさそうなバイトでも、休憩中のバイト仲間からの受動喫煙や車の排気ガスなどによって、結果的に臭いとなることもあるでしょう。
結局、多くのバイトで臭いリスクはあるわけですが、臭いよりもパチンコ店の爆音で耳が悪くなることを気にした方がいいかもしれません。
パチンコバイトの臭い対策とは？
これまで解説してきたことから、まだ少しはタバコの臭いがする場合があります。
そうなると、タバコが苦手な人がパチンコバイトをする場合、何らかのタバコの匂い対策をとった方がよさそうです。
まず、消臭スプレーをこまめに使うという方法があります。
この際、男性用などできるだけ強力なものを選ぶと消臭効果がよいようです。
また、髪についた匂いには、ヘア用のフレグランスなどで湿らしたティッシュで拭くと、かなり匂いを抑えることができます。
他には、パチンコ店によっては、消臭のためのエアーシャワーが設置されているので、それを利用する方法もあります。
一番の対策は下見をすること
パチンコバイトを検討しているが、臭いが気になる場合は、一番の対策方法として事前に下見をすることをお勧めします。
実際に店舗を訪れ、店内の空気の質や清潔感を自分の目で確認することで、働く環境が自分に合っているかどうかを判断することができます。
詳細：パチンコバイトで楽なお店ってどんな所？探し方や選び方とは？
下見では、喫煙所の位置や店内の換気状況、清掃の徹底度など、臭いに影響を与える要素に注目しましょう。
また、店舗のスタッフや過去に働いたことのある人からの情報も参考になります。
仮にそのお店がダメだったとしても、パチンコ店は全国に店舗があるので、他の店舗も比較的容易に探せることも多いでしょう。
パチンコバイトは臭い？まとめ
以上、パチンコバイトは臭いかどうかその辺を見てきました。
パチンコバイトが臭い理由として主に挙げられるのは、喫煙所の存在や、加熱式タバコの使用、長時間の立ち仕事による足の蒸れ、古い店舗に染みついたタバコの臭いです。
健康増進法の施行により多くのパチンコ店で禁煙が進められており、店内の空気は改善されつつありますが、専用の喫煙エリアや、長年の煙草の使用により臭いが残っている場合があります。
これらの臭いは、働く上での懸念事項となることがありますが、店舗によっては換気や清掃体制の改善に努めているところも多く、バイトを検討する際には事前に確認することが重要です。
現在では臭いパチンコ店は減っておりますが、臭いリスクが全くないというわけではないので、消臭スプレーをつける、臭い店舗は応募をやめておくなど自分なりの対策をとるといいでしょう。
