パチンコバイトは危ないのでやめたほうがいい?その理由やトラブルとは?

パチンコ

時給の高さから、一度はチャレンジしてみたいパチンコバイト。

時給1000円以上は当たり前の世界となっており、しかも比較的シフトの融通が利くので働きやすい環境でもあります。

しかし噂で「危ないのでやめたほうがいい」という意見もよく耳にします。

いくら稼ぎが良くても、危ないのであれば働きたくありませんよね。

では実際のところどうなのでしょうか?

この記事ではパチンコバイトが危ないと言われる理由、実際に起こった事件やありがちなトラブル、反対に安全性についても解説します。

パチンコバイトが危ないと言われている理由

早速ですが、パチンコバイトが危険と言われる理由は大きく4つに分かれていますので、順番に解説します。

そもそもイメージが悪い

パチンコバイトが危ないと言われる最大の理由は、パチンコ全般にまつわるイメージが悪いことです。

パチンコは比較的大衆向けの娯楽ですが、それでもギャンブルの一種と認識している方が多いのも現状です。

のめり込んでしまう方も多く、良くないもの、危ないものだというイメージが広く根付いています。

最近は、アニメキャラの台を登場させたり、店内を明るく清潔に整えたりとイメージアップ施策も採られています。

しかしまだまだ「パチンコが趣味です」と大手を振って話せるほどには、イメージも向上していません。

また、コロナの時には営業を強行したりと、悪目立ちしている店舗も多くありました。

このような事から、イメージがどんどん悪くなっていき、現在でも良くないイメージを持っている人がたくさんいます。

関連ページ:パチンコ店のバイトに向いてる人は意外と少ない!?

ガラの悪いお客さんが多い

パチンコ屋というと、どうしても朝や昼間から遊戯している方もいますが、中にはちょっと変わったようなお客さんも多くいます。

特にガラの悪い「チンピラのようなお客さんが多いのではないか?」というのも、パチンコバイトが危険だと言われる理由です。

確かに、実際のところ図書館などの穏やかな施設と比べれば、柄の悪いお客さんも来店します。

とはいえ、近年は定年後の老人や大人しくオタクっぽい人、女性のお客さんも増えており、ガラの悪いお客ばかりが来るわけではありません。

但し、チラシを配ったりネットで新台などの告知をしてお客さんが多い場合、自然とガラの悪いお客さんも来店するので、こればかりは仕方ありません。

時給が良いので怪しい

パチンコバイトが危ないからやめたほうがいい、と言われている一つで少し変わった理由が「時給」についてです。

パチンコバイトは時給が高く、都会であれば時給1500円前後の求人も散見されます。

「これだけ時給が良いなんて、何か危険なことがあるからでは?」と怪しまれやすいのも、パチンコバイトが危ないと言われる原因です。

しかし、実際時給が高いのは理由があり、離職率が高く一人の人間が長期間働いてくれないから、という理由があります。

もちろん、離職率が高いのは必ずしも危険な目に遭うからではありません。

音で耳が痛くなる、人間関係が辛いなど、直接的な危険以外が原因で辞める方もたくさんいます。

詳細:パチンコバイトは爆音で耳が悪くなる?眩暈など身体の負担も大きい?

体力的な負担が大きい

先ほど時給が高い理由に触れましたが、パチンコ屋というのは意外と重労働で、体力的な負担が大きい職場でもあります。

関連ページ:パチンコバイトで単発の仕事とは?日払いや短期も多いか徹底調査!

例えば、パチンコバイトの仕事内容の一つに、重いドル箱を運ぶ作業があります。

特に週末や祝日など、店内が混雑している時は、連続してドル箱を運ぶ必要が出てきます。

このドル箱ですが、1箱で約8キロ前後あるので、これを何箱、何十箱と運ぶ時があるので、結構きつい作業となります。

何度もしゃがんでドル箱を持つ作業は、腰の負担が大きく腰を悪くしてしまうことも良くあります。

また、パチンコ店員は長時間にわたる立ち仕事となるので、足への負担が大きく、体力を消耗しやすいです。

これらの体力的な負担は、長期間続けると健康を害する可能性もあります。

夜勤後の帰宅が怖い

多くのパチンコ店では夜遅くまで営業しており、夜勤のシフトは従業員が帰宅する時間が深夜になることが一般的です。

このため、バイトスタッフの中には、夜間の帰宅が不安と感じる人もいます。

特に女性スタッフの場合、夜道を一人で歩くことに抵抗を感じることもあるでしょう。

とはいえ、こちらはどのアルバイトも同じで、パチンコバイトだから特別に危険なわけではありません。

詳細:パチンコバイトで女性が良く担当する仕事はきつい?

様々な事件も起きている

では、現実問題として、パチンコ店ではどのような事件が起こっているのでしょうか?

ここでは2022年にパチンコ店が関係した、代表的な事件をご紹介します。

駐車場への赤ちゃんの放置

2022年6月30日、北海道旭川市のパチンコ店で、生後4ヶ月の赤ちゃんを車の中に放置した両親が逮捕されました。

罪状は「保護責任者遺棄」で逮捕されたのは20歳の男と19歳の女の夫婦です。幸い、赤ちゃんの命に別状はありませんでした。

パチンコ店への強盗

2022年2月28日の午前1時ごろ、茨城県牛久市のパチンコ屋に二人組の男が侵入し、店長を脅したうえで現金およそ295万円を奪いました。

店舗は閉店後でお客さんはいなかったものの、複数のスタッフが店内にいました。ただし、この事件で怪我人は出ていません。

客が酔っ払ってスタッフを暴行

2022年6月22日の午後1時ごろ、山形県寒河江市のパチンコ店で、63歳の無職の男性がスタッフを殴る事件が起きました。

男性は昼間から酔っ払った状態でパチンコ店を訪れ、スタッフから退店するように求められたところ、暴行に及んだそうです。

というような、様々な理由によりパチンコ店は危ないのでやめたほうがいい、と言われています。

打ち子のバイトは注意する

一方で「パチンコ店のバイト」ではなく、パチンコを打つバイト、通称「打ち子」のバイトには気を付けましょう。

恐らく「パチンコバイトは危ないのでやめたほうがいい」と言われる一番の理由は、この打ち子のバイトが原因となっているかもしれません。

良くツイッターなどで募集している場合がありますが、おすすめしません。

打ち子とは、特定の組織に依頼されて、指定通りにパチンコで遊ぶバイトです。

基本的に甘い、と言われている台を打って出玉を得て、雇用主に勝ったお金を渡し、報酬としていくらか貰うような所が多いです。

他にも、最初から1時間1000円などと決まっている場合もあります。

このようなバイトは非常にアングラな仕事で、基本的にはそもそも雇用契約書を交わしません。

口約束で働くため未払いのリスクもある上に「打ち子をするためには情報が必要で、最初にその情報を買ってもらう必要がある」などと詐欺に遭うかもしれません。

より大きな犯罪に巻き込まれないためにも、できるだけ関わらないようにしましょう。

パチンコバイトで実際に比較的多いトラブル

前述の通り、パチンコ店では様々な事件も起きています。

とはいえ、いずれも全国ニュースになる例外的な出来事で、日々このような事態が起きているわけではありません。

しかし、意外と良くあるトラブルというのがあり、実際にパチンコバイトで働く際に起こりやすいトラブルを見ていきましょう。

女性店員のナンパ

女性の場合によくあるトラブルが、お客さんからのナンパです。

退勤後に遊びに行こうとしつこく誘われるなど、パチンコ店では頻繁にナンパが起こります。

パチンコ店の女性店員は、可愛らしい制服を着ており男性客の興味をそそるような格好なので、ナンパは良くある話です。

もちろん実力行使に出ようとした場合には、店長や警察に助けてもらえますが、ちょっとしたナンパを上手に躱せる方でないとストレスが溜まってしまうかもしれません。

ちなみに、年齢関係なくナンパされます。若い方だけではなく、年配の方からもナンパされるようなことがあったりするので、しつこいお客さんに注意する必要もあります。

出ないので八つ当たりされる

パチンコ店では、残念ながら一部のお客様が、勝ち負けに感情的になりすぎてしまい、八つ当たりされるのもパチンコバイトあるあるです。

パチンコで負けたお客さんに「こんなに出ないなんて不正をしているんじゃないのか」「俺のことを舐めているのか」「遠隔操作だろ」といった、様々な罵詈雑言を受けることがあります。

また、酷いお客さんについては台を叩いたり蹴ったりすることがあります。

これは、バイトスタッフにとって大きなストレス源になり得ます。

特に新人スタッフの場合、怒りっぽいお客様への対応方法を学ぶまで、このような状況に対処することが難しいかもしれません。

但し、手を出す暴力的なお客さんは滅多にいませんが、日常的に暴言を聞き流す力は求められます。

店員同士の仲が悪い場合

店舗によってまったく異なるものの、パチンコバイトでは店員同士の仲が悪いこともあります。

これは「パチンコバイトは危ない」と言われているにもかかわらず応募する、自我の強い方が集まっているためです。

控えめに言って、大人しく品行方正な方の集まっている職場ではありません。

とはいえ、どのバイトでも人間関係は大なり小なりあるものです。

社会的に好ましくない先輩でも、面倒見は良く、自分には優しくしてくれることもよくあります。

実際に働いてみるまでは、あまり心配せずとも大丈夫です。

実際パチンコバイトは危険ではない

ここまでにご紹介した通り、パチンコバイトは様々な理由で危険だと言われており、実際に小さなトラブルも身近で起こり得ます。

しかし、パチンコバイトは噂されているほどには危険ではありません。

実際、このような危ないと言われていることは、他業種でも良くある話ですので、危険ではないでしょう。

そもそも、このような事を危険と言っていれば、どのようなバイトも出来ません。

また、今ではパチンコ店も様々なセキュリティがあるので、安全対策は他の業種よりもいいかもしれません。

監視カメラで常にチェックしている

いわゆる台を叩く行為(台パン)やゴト行為の犯罪対策も兼ねて、パチンコ店は店内を監視カメラで常にチェックしています。

スタッフが絡まれるなどのトラブルがあれば、即座にほかのスタッフが助けに来てくれます。

また、パチンコバイトはインカムを付けているため、いざという時には自分から助けを呼ぶことも可能です。

イメージよりも安全に働ける環境が揃っています。

変なお客さんは多くない

最近のパチンコ屋には、昔と比べ極端に変なお客さんはそれほど来店しなくなりました。

というのも、パチンコの遊戯台は年々出玉が少なく制限されて勝ちにくくなっており、生活のかかっている層は他のことに移動しつつあるためです。

純粋に暇つぶしや娯楽として楽しんでいる方も増え、今ではお年寄りや女性客、穏やかなお客さんも増えいおります。

万が一絡まれたとしても、本格的な対応は社員や店長が行ってくれますし、気にする必要はないでしょう。

それよりも、体力的な心配をする方がいいでしょう。

単なるバイトであれば、ほかの仕事と比べて危険な目に遭う心配は、それほどせずとも大丈夫です。

おすすめ:パチンコバイトで楽なお店ってどんな所?探し方や選び方とは?

パチンコバイトは危ないのでやめたほうがいい?まとめ

この記事ではパチンコバイトについて、危ないと言われる理由や実際の事件、身近なトラブルや反対に安全だと言われる理由までご紹介しました。

パチンコバイトが危ないと思われている大きな理由として、イメージや体力的な問題、そして打ち子のバイトなどが挙げられます。

中でも打ち子のバイトは、そもそも雇用契約を結ばない、口約束のバイトが多いので関わらない方がいいでしょう。

また、危険と言われがちなパチンコバイトですが、実際のところほかの仕事と比較して、それほど危なくはありません。

パチンコ屋の店内には監視カメラもあり、いざと言う時には店長や上司などにも助けてもらえます。

もしパチンコ関連の仕事がしたいのであれば、求人サイトで時給が高いバイトから調べていくといいでしょう。

タイトルとURLをコピーしました