若い世代にとっては、昨今ファッションアイテムとして欠かすことができないカラコン。
芸能人でなくとも、カラコンをして街を歩いている普通の若者は今や珍しくありません。
そんな当たり前の存在となったカラコンですが、出来ればバイト中もつけて働きたいでしょう。
では、コンビニのバイトでカラコンをして働く行為は許されるのでしょうか?
コンビニバイトはカラコンをつけても問題ない?
コンビニバイトでカラコンをつけてもいいか、いきなり結論になりますが、これはお店によるとしか言えません。
コンビニのバイト求人募集を見てみるとわかるのですが、カラコンに関しての記載はまずありません。
しかし、多くはないにしろお店によっては、髪型やアクセサリーなど自由と記載されているお店があります。
この場合の募集先は、カラコンをしてバイトしてもよい、と判断してもいいでしょう。
このようなコンビニではつけても問題ないと言えますが、逆に何も記載されていない場合は、カラコンがダメな可能性があるのです。
しかし、何も記載がなくてもカラコンOKのコンビニもあります。
要は、お店の店長やオーナーなどの判断次第ということになります。
とは言うものの、現実的にはやはりカラコンNGなコンビニの方が多いでしょう。
そのため、どうしてもカラコンをつけたい場合は、面接時や採用前に説明をよく聞くことが重要です。
また、必要であれば事前に店長やオーナーに確認を取るといいでしょう。
ナチュラルタイプは指摘されない場合が多い
一般的に、ナチュラルなカラコンに関しては、指摘されない場合が多いことを覚えておくと良いでしょう。
このような地味なカラコンは見た目で「カラコンを装用している」と判断できない場合もあり、特に男性はカラコンのことを良く知らない人が多いです。
その為、内緒でつけたとしてもナチュラルなカラコンについては、分かりにくく指摘されない場合があります。
また、店長やオーナーによって黙認されている場合もあり、カラコンが自然な眼の色に近く、仕事に支障がない範囲であれば、特に問題視されることは少ないです。
実際、顧客対応においては、清潔感や親しみやすさが重視されるため、派手過ぎないカラコンであれば、接客業務においても好印象を与えることができます。
しかし、ナチュラルなカラコンであっても、店舗によっては店員のカラコンに関する規定が厳しい場合もあります。
また、顧客からのクレームや、他の従業員からの指摘があった場合は、速やかに対応する柔軟性も求められます。
自分が装用しているカラコンがナチュラルであっても、職場の雰囲気やチームワークを乱す原因とならないよう、周囲の意見にも耳を傾けることが大切です。
コンビニのバイトにおいて、ナチュラルなカラコンは指摘されない場合が多いとはいえ、店舗や地域、職場の文化によって対応が異なるため、一概に「カラコンをつけても良い」とは言えません。
自分自身で判断する前に、職場のルールや同僚の意見を参考にするのが、スムーズなバイト生活のためには不可欠です。
大きな瞳にならないようにする
コンビニのアルバイトでは、お客さんの接客が多く発生します。
そのため、清潔感と自然な見た目が求められる場合が多くなっています。
もしカラコンを使用する場合でも、極端に目を大きく見せるタイプは避けた方が賢明です。
大きな瞳を作るカラコンは、自然な眼の色や形と大きく異なる場合、不自然さを感じさせることがあります。
これはお客さんに対して、コンビニの印象を悪化させる可能性があるため、注意が必要です。
コンビニでの接客業務では、親しみやすく信頼感を与えることが重要です。
そのため、カラコンを選ぶ際は、自分の自然な瞳に近い色や、目の大きさをあまり変えないタイプを選択することが望ましいとされています。
シンプルなカラコンは、自分の瞳の色を少し明るく見せたり、わずかに印象を変える程度であれば、職場でも受け入れられやすい傾向にあります。
カラコンをしても良いコンビニか調べる方法
事前に面接やコンビニオーナーに、バイト中カラコンをしても良いかどうか訊く、という行為をしたくないと思う人は多いでしょう。
では、コンビニバイトでカラコンの装用が許可されているかどうかを、事前に調べるにはどうすれば良いのでしょうか。
答えは簡単で、直接店舗を観察するのが最も確実な方法の一つと言えます。特に女性店員の目に注目してみましょう。
カラコンを装用しているように見える店員がいるかどうか、またそのカラコンが自然なものであるか、目立つものであるかをチェックします。
店舗によっては、カラコン着用に関して明確な規則がないこともあります。
よって、店舗の雰囲気や従業員の身だしなみから、どの程度までが許容されているかのヒントを得ることができます。
また女性店員だけでなく、男性店員の身だしなみも参考になる場合があります。
全体的に従業員が清潔感のある、整った外見をしている場合、カラコンの装用は厳しい傾向となっています。
身だしなみは店舗で違いがある
カラコンの使用が許可されているかどうかを確認することも大切ですが、それ以上に身だしなみ全般に気を配ることも重要です。
髪型や髪色、服装などの具体的な規定は、お店やチェーンによって大きく異なることがあります。
一般的に、コンビニの多くは制服を提供しており、従業員はそれを着用しますが、それ以外の身だしなみに関するルールは、店舗ごとに設けられています。
例えば、髪型に関しては、清潔感があり、顔にかかる長さの髪は結んで整えるなどの基本的なルールがある場合が多いです。
髪色についても、自然な色合いが基本で、派手なカラーリングは避けるべきとされるお店がほとんどです。
また、ピアスやネイルなどのアクセサリーについても、過度に目立つものは控えるよう指導されることがあります。
これらのルールは、コンビニが提供するサービスの質を保ち、顧客に清潔で安心感のある印象を与えるために設けられています。
その為、自分自身が快適に、かつルールを守りながら働ける職場を見つけるためにも、上述の通り事前のリサーチは非常に重要になります。
コンビニバイトでカラコンをしてはいけない理由
では、許可しているコンビニはあるにせよ、なぜそもそもコンビニバイトでカラコンをしてはいけないのでしょうか?
不自然なイメージを与える恐れ
カラコンを装用することによって、目元の印象が大きく変わり、その瞳の不自然さ故に、お客さんに不快感を与えてしまう可能性があります。
コンビニはあくまで「接客業」であることが前提にあると言えます。
「カラコンぐらい許してくれてもいいのでは?」と言いたくなる気持ちもわかります。
若い世代にとって、カラコンはメイクと同じくらい常識かもしれません。
しかし、上の世代にとっては、カラコンはどうしてもファッションアイテムの一部だという認識が強いのが一般的です。
コンビニバイトをカラコン入れたままやるのはやめなさい。
シベリアンハスキーみたいだから。— うぶかた (@goo2601) October 6, 2012
たとえバイトでも、接客中は身だしなみをきちんとすべし、という考えは日本ではまだまだ主流だと言えます。
チャラチャラした感じに見える
派手なカラコンを着用すると「チャラチャラした」印象を顧客に与えかねません。
これは、コンビニという職場環境において、望ましくない効果をもたらす可能性があります。
お客さんが不快にならないようにする為には、落ち着いた服装と合わせて、自然な見た目を心掛けることが大切です。
カラコンによって「遊び人」のようなイメージを与えてしまうと、コンビニバイトの職務遂行において不利になることが考えられます。
バイト面接の時はカラコン外すのが一般的?
仕事中にカラコンを装用するのは難しいかもしれませんが、それならば、面接時にカラコンをつけるのはどうでしょうか?
この場合でも、面接担当者により印象が異なります、基本は面接の際にカラコンを装用するのは避けた方がよいと言えます。
ファッションに関して寛容なコンビニならば許される可能性は高いですが、その場合でもやはり初めは無難にカラコンを着用せずに面接に臨んだ方がよいでしょう。
どうしても着用せざるを得ないときは、上述の通りナチュラルでシンプルなカラコンや、暗い色など自然に見える物を選びたいものです。
履歴書の写真も気を付ける
さらに言うならば、履歴書の写真はどうでしょう?
この場合は人と対話することはないにせよ、やはり装用しないで撮った方がよいです。
カラコンを装用して写真を撮ると、印象的な目元になってきれいに写真を撮れることも多いのです。
ですが、それが不利になることもあります。実際面接時に会ったときと印象が異なって見えたり、カラコン自体不快感を持たれることがあるのです。
よって、履歴書の写真を撮影する際は、外すというのが一般的ですが、どうしてもつけたい場合は目立たないものを選びましょう。
カラコンをしても良いバイトってある?
自己表現の一環としてカラコンを好む人々にとっては、職場でのカラコン装用の可否は重要な決定基準となります。
では、コンビニ以外でカラコンはつけてもよいバイトとは、どのような職種があるのか解説したいと思います。
アパレルスタッフ
アパレル業界では、ファッションセンスや個性的な外見が仕事のパフォーマンスに直結することが多いです。
その為、カラコンを含めた、特に服装などに関しては、個性的なスタイルが許容される傾向にあります。
特に、ブランドイメージやターゲット顧客層に合致する場合、カラコンはスタッフの個性を際立たせます。
その結果、顧客とのコミュニケーションを豊かにする役割を果たすことができます。
アパレル業界は、自己表現の一部としてファッションにこだわりを持つ人々が集まる職場であるため、カラコンを含めた多様なスタイルが受け入れられる環境が整っています。
個人経営の店
個人経営の店舗では、オーナーの方針や店舗のコンセプトによって、従業員の服装や身だしなみに関するルールが大きく異なります。
オーナーが個性を重視する場合や、店舗が特定のコンセプトを反映している場合、カラコンを含む個性的な身だしなみが推奨されることもあります。
例えば、アートギャラリー、カフェ、雑貨店など、特定のテーマを持つ個人経営の店舗では、従業員の個性が店舗の魅力を高める要素となるため、カラコン着用が積極的に受け入れられる傾向にあります。
さらに、接客業以外ならば、おおよそはカラコンが認められる場合が多いです。
たとえば、工場バイト、テレアポなどのオフィスワーク、ピッキングなどがあげられます。
ただ、会社や上司などの意向によって、カラコン禁止の場合も少なからずあるので、接客以外のバイトならば何でも大丈夫と言うわけではありません。
また、カラコンが許されるバイトでも、あまり派手な色や模様があるなど目立つものは控えた方が無難ではあります。
コンビニバイトはカラコンをつけても良いのまとめ
以上、コンビニバイトでカラコンが許されるかどうかを見てきました。
コンビニバイトでのカラコン着用は、職場やオーナーの方針により異なります。
コンビニも接客業である以上、お店によっては認められないことも多いです。
もちろん、数は多くないですが、都心でも地方でもカラコンをつけても良いコンビニは探せば存在します。
なので、どうしてもカラコンを着用したいのならば、店舗を覗きに行くのもいいですし、事前に責任者に訊くのもいいでしょう。
また、ナチュラルなカラコンは一般的に問題ない場合が多いですが、目立つタイプは不自然な印象や軽薄なイメージを与えかねないため、避けた方が無難です。
アパレルスタッフや個人経営の店など、個性を尊重する職場ではカラコンが許容されることがあります。
最終的には、職場の雰囲気や顧客層を考慮し、適切な判断をすることが重要です。