コンビニバイトで短期というのはどのくらいの期間になる?

コンビニ

誰もが一度は経験をしてみたいコンビニバイトですが、色々なバイトに挑戦したいので短期でバイトを考えている人もいます。

とはいえ「短期ってどのくらい働けばいいのか?」と思ってしまうことも多いです。

確かに、募集ページに「短期OK」と記載があっても、最低何ヵ月働いたらいいのか分からないですよね。

そこでこの記事では、短期という期間について、そしてコンビニの短期バイトの募集の多さまで紹介します。

コンビニバイトの短期はどのくらいの期間を指す?

コンビニに限らず、短期バイトとは通常のバイトと異なり、契約から短い期間で辞めることが決まっているバイトです。

厳密な定義はないものの、求人情報サイトなどでは約3ヶ月程度だけ働く求人を指します。

しかし、中には「1ヵ月程度ではないの?」と思われる方もいるでしょう。

もちろん、1ヵ月程度の募集もありますが、1ヵ月程度のバイトは期間限定のバイトなどに多く、しかも期間について記載していることが多いです。

例えば、お中元のシーズン、夏のプール監視員など、このような期間限定のバイトは短期バイトとして募集されています。

しかし、コンビニの場合は研修などがあるので、短期バイトとは言っても通常は3ヶ月程度になる場合が多いです。

よって、経験者ならともかく、コンビニバイト初心者の方は短期バイトで応募して、1ヵ月だけバイトしたいとなっても、不採用になる可能性も高くなります。

詳細:コンビニバイトで1ヶ月だけ雇ってくれるお店ってある?

当然、短期とは言っても3ヶ月以上働いてくれる人の方が採用される確率もアップしますので、短期で募集しているから1ヵ月だけ、というのは厳しいかもしれません。

ちなみに、1日など超短期間の仕事は「単発バイト」と呼ばれ、他にも「ド短期」というような言葉もあったりします。

短期の募集は残念ながら少ない

実は、コンビニバイトの場合は短期の募集は少なめです。

大手求人サイトで該当する求人を調べたところ、コンビニバイトの募集件数が約全4000件に対し「短期」の条件が当てはまる求人は約60件のみでした。

結局、短期バイトの採用に積極的であるかどうかは業界や職種にもよります。

雇った人が、その日からすぐにバリバリ働ける仕事なのか。

それとも一定の研修や勉強の期間が必要なのかによって、短期バイトの役立ち具合が変わるためです。

コンビニバイトは業務内容が幅広く、仕事を覚えるまでに時間がかかることから、残念ながら短期での採用は歓迎されていません。

さすがに短期バイトの募集は少ない傾向となっています。

関連ページ:コンビニバイトで覚えること一覧!一番難しい仕事はどれ?

2ヵ月程度は採用されない?

上述の通り、一般的に短期バイトの募集では勤務期間が3ヶ月程度と設定されていることが多いです。

では、自分の都合上、2ヶ月程度しか働けない場合、応募しても厳しい(不利)になるのでしょうか?

結論としては、募集条件は企業や業種、またその時々のニーズによって異なりますので、必ずしも採用に不利とは限りません。

特に、繁忙期だけの増員を目的とした短期のコンビニバイトでは、勤務期間の柔軟性を持っている企業も少なくありません。

また、あなたのスキルや経験が募集要件にぴったり合っている場合は、勤務期間がやや短くても採用される可能性があります。

もし、募集内容に興味を持ちつつも、勤務期間に関して自分の都合が合わないと感じた場合は、積極的に募集先に相談をすることが重要です。

応募の際や面接時に、自分の状況を正直に伝え、可能であれば柔軟に対応してもらえるかどうかを確認しましょう。

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コンビニで短期バイトを辞めるタイミング

通常、短期バイトですとバイトの契約をする際に、契約期間を決めて契約手続きをするケースが多いです。

恐らく「3ヶ月」など前もって決まっているという内容ですが、この契約期間の終了時には、特別な手続きを踏む必要はありません。

雇用契約に基づいた期間が終われば、自動的にバイトは終了します。

よって、3ヶ月と決まっているのであれば、3ヶ月目のシフトを入れて、その後は店長やオーナーから何も言われない限り、契約期間内でバイトを終了する形となります。

この点は、1年などの雇用契約を結んでいる一般枠のバイトとは異なり、辞める際のプロセスがシンプルであるというメリットがあります。

引き続きバイトをしたい場合

短期バイトが契約期間の終了で終わるとしても、働いていた職場との関係が良好だった時、このままこの職場で働きたい、と思う人もいます。

では、実際コンビニで短期バイトが終了した後は、そのまま残って長期契約などに切り替えることは可能でしょうか?

実は、お互いに引き続き働いてもらいたいという意向がある場合、契約の更新や別の形での継続が可能です。

実際に多くの場合、短期バイトで働いていた人がそのまま長期バイトに移行するケースも少なくありません。

契約の更新や継続を望む場合、契約期間の終了が近づいてきたら、早めに上司や担当者にその意向を伝えることが大切です。

この際、これまでの勤務態度や成果を踏まえ、今後も引き続きその職場で働きたいという強い動機を明確に伝えましょう。

しかし、短期で決まっていたので、事前に別のアルバイトを採用してしまった、などこのようなケースでは引き続きその職場でバイトが出来ない可能性もあります。

よって、最終的には人手不足が解消されている場合は、契約を出来ない場合もあるので注意してください。

短期とは言わずバイトをする行為

求人サイトを見ると短期や長期のバイト両方を募集しているが、3ヶ月で辞める予定だから、面接で短期とは言わずにバイトをする行為はどうなのでしょうか?

これは基本的にはNGな行為と言えます。基本、バイトの契約の時にどのくらいの期間を働くか契約するでしょう。

その時に、長期と言って長期の契約でバイトをするのであれば、明らかに契約違反となります。

但し、長期と言って辞める場合は契約内容によって異なりますが、基本バイト先との合意があれば辞める事ができます。

しかし、コンビニ側にも迷惑をかけることになりますので、もし短期でコンビニバイトをしたい場合は、必ず面接で「短期希望」と伝えましょう。

また、上述の通り短期バイトとして一定期間で働く契約を結んでいる場合、契約期間の終了とともに自然に仕事を辞めることができます。

この場合、契約期間満了をもって退職となるため、特別な退職の手続きを踏む必要はありません。

こちらもおすすめ:コンビニバイトをすぐ辞めるのは無理?辞めたい場合の伝え方は?

コンビニを短期で働いて得られるメリット

続いて、首尾良く短期のコンビニバイトを見つけられた場合、どのようなメリットを得られるのか見ていきましょう。

長期休暇に集中してバイトできる

最大のメリットは、学生の長期休暇など特定の期間にのみ集中して働けることです。

学生にとっては、授業や試験のない期間を利用して、短期間で効率良くお金を稼ぎたいと考える場合が多いでしょう。

その為、時間のできやすい夏休みなどにガッツリと働けば、新学期に使うお小遣いをまとめて稼げます。

普段から「学校の勉強と両立しながら働くのは疲れる」という方にもおすすめです。

さらに、短期間であってもコンビニバイトを経験することで、基本的な仕事のスキルを身につけることができます。

しかし、短期バイトには計画的に取り組む必要があります。

期間が限られているため、どのようなスキルを身につけたいのか、また、どの程度の収入を得たいのかという目標を明確にすることが重要です。

詳細:コンビニバイトで身に付くスキルや身につかない場合の理由

また、バイトを終えた後の時間の使い方も考えておくことで、より充実した休暇を過ごすことができるでしょう。

人間関係を気にせず済む

人間関係をほとんど気にせずバイトが出来る点も、短期バイトならではのメリットです。

バイトの働き心地の良さは、一緒に働くスタッフとの仲の良さにも左右されるもの。

給料や仕事内容に不満があっても、人間関係が良ければ働きやすく、その逆もしかりです。

しかし短期バイトであれば、最初から一定期間で辞める人だと知られています。

仲を深めるためのプライベートなトークも自然と少なくなるため、挨拶や仕事上の会話など最低限のやり取りさえできれば安心して働けます。

人付き合いが少し苦手な方にもぴったりです。

ストレスも我慢しやすくなる

コンビニバイトにまつわるストレス全般を、我慢しやすくなる点も嬉しい魅力です。

3ヶ月後など最初から終わりが見えている短期バイトでは、こちらに非のないクレームなどの理不尽に晒されたときにも、グッと我慢しやすくなります。

「どうせもう、後○週間で辞めるから」と、ある種の開き直りの精神を抱きやすいためです。

逆に長期だと、いつまで続くか分からないクレームなどに耐えなくてはいけないので、精神的にきついと感じることも多くなってしまうでしょう。

コンビニバイトを短期で働くデメリット

では一方で、コンビニバイトを短期で働く場合、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

求人が見つかりにくい

特に問題となるのは、そもそも短期のコンビニバイトの求人が見つかりにくく、探すのに手間がかかる点です。

通勤の簡単な近隣の店舗で見つかれば良いものの、そうでなければ無駄な時間がかかってしまいます。

解決策の一つとして、長期バイトの募集に対して「夏休みの間だけでも働けますか?」などと相談してみる手はあります。

とはいえ、上述の仕事を覚えるのに時間がかかるコンビニバイトの特性上、なかなか採用されにくいのが実情です。

基本的には長期のバイト募集が多くなっているので、もし見つけられない場合は長期のコンビニバイトに応募するしかありません。

関連ページ:コンビニバイトでシフトの組み方のコツや希望通りにならない理由

イヤになったときに辞めにくい

「仕事がイヤになり、最初に決めた期限までどうしても働きたくない!」

となってしまった場合に辞めにくい点も、短期のコンビニバイトのデメリットです。

同僚や上司との関係構築にも時間がかかるため、短期間での勤務では人間関係の構築が中途半端になりがちです。

しかし、一度関係が築かれてしまうと、そこから抜け出すのが難しく、結果的に辞めにくい状況を作り出してしまいます。

心情的に言い出しづらいのはもちろん「もう期限が決まっているからそれまでは」と店長から難色を示され、スムーズに辞められない可能性があります。

といっても、もともと短期バイトは期間限定の臨時戦力。

店長からもそれほど重視されておらず、丁寧に辞めたいと伝えれば円満に辞められる可能性は十分です。

コンビニバイトで短期まとめ

この記事では短期のコンビニバイトについて、短期というのはどのくらいの期間になるのかについてご紹介しました。

一般的には、短期バイトというのは3ヶ月程度のバイトになっていますので、最低3ヶ月程度は働くということを考えておくといいでしょう。

また、2ヵ月とちょっとしか働けないような時も、場合によっては受け入れてくれるようなコンビニもあるので、一度相談してみるのもおすすめです。

但し、コンビニバイトは短期での募集が少なく、求人を見つけるのは少し大変です。

しかし、無事に採用されれば、人付き合いを気にせずとも良いなどのたくさんのメリットが得られますので、おすすめです。

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